健康意識の違いが大きいが、何が正しいかは分からない。
3連休の先週末も親戚宅でがっつりアサドを頂いてきた。
毎回わかっている事だが食べすぐで苦しい。。。😽
こちらにきてから、90%以上の割合で肉中心の食生活へ。魚介類は月1回、2回ほど。
しかも小麦粉の使用量も過剰で、ピザ、バーガー、チョリパン、エンパナダ、タルトなど現在体がお肉と小麦粉で維持されている毎日。
1 健康を意識しすぎ
日本では健康に関する情報番組がこれでもかというぐらい目に入ってくる。例えば、「この食べ物が何かの病気や健康に効果がある」と放送されれば、次の日にはスーパーからその商品が売り切れ、しばらく手に入らないという事もしばしば。
実家の母も若い時脳梗塞になった為か、昔から健康にまつわる情報にはいち早く反応し購入している。しかし母が特別健康に敏感かというわけでもなく、日本で生活していると健康情報に囲まれている為、ある程度の健康知識は自然に皆んなが持っていると思う。
オーガニック、減塩、糖質0、メタボ抑制をうたっている食品もスーパーに溢れている。
「甘いものや、揚げ物、こってりした食事を夜遅くに食べるなんて体に悪い! 太っている事が自己管理が足りない!」と意識に植え付けられている
2 健康オタクの成果
日本国民の健康意識の高さのお陰か、日本人の寿命がどうどうの世界1位が続いている。
さらに最近では健康寿命が大事と、新たなミッションまで追加されている。
食生活の節制はもちろんだが、シニア世代の運動に取り組む姿勢もすごい。
私の父も毎日近くの川沿いにでかけラジオ体操に参加し、その後1時間のウォーキングを日課にしている。
午前、日中にジムにいけば、シニア世代が中心でヨガやダンス、エアロビなどお洒落なトレーニングウェアを身につけバリバリと仕事の様に取り組んでいる。
それもそうだ、寝たきりになり病院やケアハウスで長生きするよりも、健康で自分の足で歩け日常生活を過ごせるほど幸せはない。また日本人なら歳をとり家族に迷惑をかけないようにという気持ちも強いだろう。
3 砂糖の取りすぎは砂糖は体に悪い
話はアルゼンチンにもどるが、砂糖の消費量がすごすぎる。
砂糖入りの甘い飲み物に甘いパンのコンビネーション。マテにも毎回砂糖を入れ、パンやケーキにはdulce de leche という激甘な液体キャラメルをぬったり挟んだりしている。
食事会の際に「美味しいかこれ飲んでみて」と勧められたワインまで甘すぎる。よく見るとラベルにDulce(甘口)と表示あり
思わず顔が引き攣るが、美味しいでしょうっと笑顔で聞かれ、ただうなづく。
さすがに毎日この砂糖の摂取の仕方に抵抗が。このままでは糖尿病が頭によぎる。。。😓
その為、少しづつ砂糖の取りすぎは健康や肌に良くないからハチミツをいただくと説明。
最初はびっくりして笑っていた親戚達も最近我家でお茶を飲む時はハチミツかレモンを入れている。だんだん慣れてきた様だ。ハハハ😝
それもそのはず、ccoki 夫が家族や親戚に塩の取りすぎと砂糖の取りすぎは体に悪い!と口を酸っぱく罪の様に言い続けている。
特に少し太り気味の弟を毎日散歩に連れ出し、ヘルシーな食生活と散歩の成果で最近少しほっそりとしてきた。そのお陰か親戚たちも意識も変わってきてる様だ。
こちらは車社会で歩くことのない生活で太る一方のため、健康のために町に行く時など1時間程歩く様にしている。
また道路は舗装が行き届いてないところもありバスに乗り立っている時は、ジェットコースターに乗っているみたいに体が右に左へグラグラ、隣や後ろの人にバンバンと体当たりする。 ふと周りを見ると、子供もお年寄りも手すりをしっかり持ちなんともないみたい。 日々ウォーキングをしている私よりも断然安定感があり足腰が丈夫の様で恥ずかしい🫣
4 結局、健康ってなに
自然に健康を意識しての生活を余儀なくされる日本生活から、最近ではある程度の不摂生の何が悪いのかと思うようになってきた。
毎週末の夜遅い食事会、脂っこくヘビーな食生活。何が悪いのか? 好きなものを食べて飲んで、楽しい時間を過ごし幸せだ。慣れてくれば体調も日本と変わらない。
最近、親戚の女の子が「小麦粉を摂るのをやめたの、コーヒーも飲まない」と宣言。いわゆるグルテンフリーだ。 ちょっと驚いたが、日本や欧米ではグルテンフリーやスーパーフードは珍しくないが、こちらではどうなのか。確かによくオーガニックやヘルシーショップも見かけるけど、続くの?⁉️
そういえば、友達の何人かが長いことベジタリアンやグルテンフリーの食生活をしていたが、ある年代にさしかかり結局普通の食生活に戻っていた。
やっぱり、普通が一番いいってことなんだ。
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